Aloha\m/
今日は "フラの始まり" のお話☆
そもそも "フラ" はどのようにして始まったのか、どういうものなのか、についてお話ししようと思います(*´-`)
昔々のポリネシアには文字がなく、物語や神への信仰の表現として "フラ" が踊られてきました。それがそもそもの "フラ" の始まりとなります。
ハワイでは自然全てのものに神が宿るとして、その自然や神への感謝と祈りをとっても大事にしていました。日本でも "八百万の神々" と言って、自然に神が宿るとする点では同じですね♪その感謝や祈りの表現として使われたのが "フラ" です。
以前のブログにも書きましたが、実際のところフラ発祥の地とされるところは諸説あり、ここが確実にそうです!!と言うのは難しいのです。同じポリネシアの中でハワイ独自に発展したものが今のような "フラ" になったようですね(*´ー`*)
文字の代わりとして踊られてきた "フラ" は、美しい踊りというだけではなく、神に捧げる神聖なもの、文化や歴史を継承するもの、という役割がありました。今のように楽しんで踊るというよりも、宗教の儀式のような感覚で扱われてきました。
この世で初めて "フラ" を踊ったのは "女神ラカ" とされています。いつもブログを読んで下さっている方には聞きなれた名前ではないでしょうか☆
当時の "フラ" は音楽に合わせて踊るのではなく、太鼓の音や "チャント(詠唱のようなもの)" に合わせて踊るものでした。いわゆる "カヒコ" ですね。"カヒコ" についてもまた改めてお話ししようと思います(*´∀`)
"チャント" を体で手話のように表現し、物語を作っていたそうです。
文字がなくとも、このように "フラ" を使って、ハワイの人たちは歴史や文化を伝えていたのですね(’-’*)♪
そう言った意味では "フラ" は現在、一般的に知られているよりも、もっとずっと奥深く神聖で、より精神的なものでした。
なのでダンサーも選ばれた者しかなれず、わかりやすく言うと修道院のような所で長い時間をかけ訓練を積み、厳しい規律の中で生活をして、その中で多くの踊りを覚えなければなりませんでした。そして晴れてクム(フラの師)に認められ、みんなの前で踊ることを許されていました。厳しいものだったんですねぇ(* ̄ー ̄)
これも随分わかりやすくザックリまとめてしまいましたが、こういった背景があるゆえにフラダンサーは "歴史の伝承者" であり "アーティスト" であるのかもしれませんね♪
深く知れば知るほど "フラ" へのハードルも高く感じるかもしれませんが、現代では誰もが楽しく踊れるものです(・∀・)人(・∀・)
楽しみながら踊りつつも、"フラ" について深く知っておくとまた違った楽しみ方もできるかもしれません☆
へぇ。。。そうなんだぁ( ̄O ̄)
と思って読んで頂けたら嬉しいな(*´ω`*)♪
また次回も少し掘り下げながら "フラ" についてお話ししたいと思います。
それでは今日はこのへんで☆
A hui hou\m/