☆ヤシの木☆

2020年03月12日 18:02

Aloha\m/

コロナ。。。ついにパンデミックとなりましたね(´д`|||)

先が見えないだけに怖いです。スタジオではマメな換気とアルコール除菌をしていますが、いつまでこのハラハラが続くのでしょう(泣)

さてさて今日は "ヤシの木" のお話☆

ハワイと言えば、南国と言えば、で必ずイメージにあるものですよね♪

ハワイ語では "ヤシの木" のことを "Niu(ニウ)" と言います。

ワイキキの通り沿いなどにズラッと並んでいる風景は、よくご存知だと思いますが "ヤシの実" がなっているのを言われてみると見たことがないのではないでしょうか?

カントリーサイドでは "ヤシの実" がなっているのを目にすることはありますが、ワイキキの都心などでは意外と実がありません( ̄ロ ̄lll)

実はこれ、実がならないわけではなく、観光地などでは頭上に落下などしないように "ホノルル市" がちゃんと管理しているんです☆

クレーンを使って実がなる前の花の段階で切り落としているんですよ。

高さがおよそ30メートル近くにもなり、年に2回お花の時期がきます。

そして年間で約数十個の実をつけるのですが、もし管理をしていなかったら、うかうか通りを歩けないですよね(笑)

日本では "ヤシの木" として、ひとくくりにしてしまいますが、厳密には実がなるものと、ならないもので2種類あります。

実がなるのが "Coconut tree(ココナッツツリー)" そして実がならないものを "Palm tree(パームツリー)" と呼びます。

日本で見かけるもののほとんどは "Palm tree" の方ですね(*´-`)

昔はあまりココナッツを食べることがなく、フラで使う楽器やお皿代わりにしたり、繊維を使って縄にしたりしていました。

私はココナッツを食べることもオイルとして体に使うことも大好きです(*´∀`)

ただココナッツジュースだけは。。。加工がしてあるものでないと飲めません(´;ω;`)
よく見るココナッツにストローを差したものはあまり好きでないのです(笑)

そしてよくフラをしていると言うと "ココナッツのブラしてるのー!?" と聞かれることがありますが、ココブラを使うのは主にタヒチアンなので、フラではあまり使用しません。

しかしこの "ココナッツ" は元々タヒチからハワイへと渡ってきたものなんです♪

"戦いの神 クー" の守り人であった男性によりタヒチからハワイに持ち込まれた "ヤシの木"。

その彼のお話があります(*´ω`*)

ハワイにやってきたものの、タヒチのお父さんに会いたくて仕方がなくなった彼は "月の女神 ヒナ" に会わせてくれるようお願いをしました。

すると "月の女神 ヒナ" は "Niu ola hiki" という歌を歌い始めました。

"Niu" は "ヤシの木" で "Ola" は "生きる" 、"hiki" は "~できる?" という意味があります。

するとビーチにヤシの木がメキメキと生えてきました!!

そのヤシの木は、優しくユラユラと揺れて止まることなく揺れて。。。

次第にその揺れが大きくなっていき、なんとヤシの木の頭がタヒチへと届いたのですヽ(・∀・)ノ

そして彼はタヒチのお父さんとの再会を果たしたのでした☆

一体何メートルのヤシの木なのーーー( ; ゜Д゜)!?

と、言いたくはなるけれども(笑)

このように、"ヤシの木" や "ココナッツ" は "自分のルーツにつなぐもの" といった意味合いがあるようです。

ちなみに "ココナッツ" としておいしいのは "サモア" のものだそうですよ♪

ハワイって、どこのどんな物にも昔話があって面白いですね(*´∇`*)

次はどんなお話をご紹介しようかな!?

それでは今日はこのへんで☆

A hui hou\m/

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