Aloha\m/
前回の "Mana" のお話はどうでしたか!?
少し難しかったですよね(´д`|||)うまく言葉にできずに申し訳ない。。。
そして今日は "Kapu" のお話☆
簡単に言うと "Kapu" とは "禁止" ということです。
前にも言いましたが、今でもハワイのあちこちで立ち入り禁止などの標識に "Kapu" と書かれています。
"Mana" にとっての "Kapu" とは "Mana" を守る為に事細かに決められた禁止事項のことを言います(*´-`)
今日はその "Mana" にとっての "Kapu" のいくつかをご紹介しますね♪
なかなかビックリな禁止事項がまぁ多いこと(笑)!!
それだけ Hawai'ian たちが "Mana" を深く信じ、とても大切に扱っていたということですね(´∇`)
まず "酋長のKapu" ですが、酋長はそれはそれはとても強力な "Mana" を持っているとされていました。なので、
※ 平民との接触はNG!
平民の "Mana" によって酋長のものが弱まってしまわないように接触してはならず、酋長の衣服、土地、持ち物、影に至るまで "Mana" が宿っているとされ、平民は酋長の影を踏んでもダメ!酋長のお家や土地に自分の影をうつしてもダメ!酋長の服を着ろうものなら死刑!!だったそう( ̄□ ̄;)
徹底してますねぇ。。。でも実はこの "Kapu"、お互い面倒に感じていたようです(笑)
そして次に "女性のKapu" です。
※ 男性と食事を共にするのはNG!
※ 漁の道具に触るのはNG!
※ ヘイアウ(神社のようなもの)への立ち入りNG!
※ ココナッツ・バナナ・豚肉・赤身のお魚など食べるのはNG!
ちょっと女性の "Kapu" 多くない?( ̄ー ̄ )食べ物はまだまだNGのものが多数ありました。
と言うのも女性もまたかなり強い "Mana" を持っているとされていたので、それを守る為の "Kapu" ではあったようだけれども、こんなに禁止事項があると窮屈ですね(´Д`)
それから女性の "Kapu" に出てきた "ヘイアウのKapu" では一切の音がNGとされていて、わんちゃんには今で言うバイトガードのような口輪をされて、鶏すら鳴かないようにしていたんだそうです。
"漁師のKapu" も女性並みに多数あります。
※ 女性に釣り針など道具を触らせるのはNG!
※ 船にバナナを積んで漁に出るのはNG!
※ 漁に出ている間、家族喧嘩は絶対NG!
※ 赤い衣服を着るのはNG!
などです。赤い衣服がNGなのは "漁業の神様 クウラ" のカラーが赤だった為です☆
ハワイでは漁業はとっても大切な仕事であり、お魚はハワイアンにとって貴重な食べ物でもありました。
その乱獲を防ぐ為に、お魚の産卵期などには絶対に漁をしてはいけないという "Kapu" もありました(*´ω`*)
そして山に関する "Kapu" ももちろん存在していました。
定期的に立ち入りを禁止する時期を設けたり、キレイなお水を守る為に水源としている滝や池などに入ることは "Kapu" でした。
他にも細かい "Kapu" がたっくさんありますが、ここではこのくらいのご紹介にしておきます(о´∀`о)
細かすぎるなぁ、とか窮屈だなぁ、とはすごく思いますが(笑)大切な物を守る為の "Kapu" だったのですね♪
この細かい "Kapu" は、のちに終わりを迎えることになりますが、それはまた別の機会にお話ししようかなヽ(・∀・)ノ
のんびりしてトロピカルなイメージのハワイも昔は少し違ったようですね。
その背景がないと今のハワイもなかったでしょうし、昔のハワイアンたちが守りたかったものを知ることもフラを踊る上で大切なことかもしれません( ´∀`)
それでは今日はこのへんで☆
A hui hou\m/