Aloha\m/
ついにハワイも今月末から入国規制が始まるようですね( ノД`)…
先日ハワイの友人がワイキキの状況をムービーで送ってきてくれましたが、あんなに人がいないワイキキは初めて見ました!!
お店も閉まっているし海にも入れないそうで(TДT)
オリンピックもどうなるのでしょう。。。
さてさて今日は "イオラニパレス" のお話☆
"太平洋のナポレオン" と称されるカメハメハ大王像が背にして建っている建物が "イオラニパレス" です。
そしてアメリカ合衆国の中で唯一の "宮殿" でもあり、"イオラニ" とはハワイ語で "天国の鷹" という意味があります☆
1882年にハワイ王朝7代目である "カラカウア王" が当時のお金でおよそ36万ドルもかけて建設した宮殿です。
そこ頃まだイギリスのバッキンガム宮殿にも電気はなかったのですが、この "イオラニパレス" にはすでに電気を通し、豪華絢爛なシャンデリアや当時では最先端のトイレなどなど、とてもレベルの高い宮殿であったそうです(*´∇`*)
この宮殿には "カラカウア王" そして "カピオラニ王妃"、カラカウア王の妹であり8代目となる "リリウオカラニ女王" が宮廷として使用していました。
ご存知の方も多いかもしれませんが、この豪華絢爛な "イオラニパレス" には悲しい歴史の過去もあります(´;ω;`)
1893年に白人が起こしたクーデターにより8代目 "リリウオカラニ女王" の王位が剥奪されてしまいました。
その後、王国の崩壊までの間は11年間、政府の公邸として使用されることとなりました。
"カラカウア王" の時代には閣僚のほとんどが白人で構成され、彼が病死をし "リリウオカラニ女王" に王位が継承されると、彼女は王権を取り戻す為に新たな憲法の発布を計画しました。
しかしその計画は1893年、先程お話しした白人たちのクーデターにより阻止され、発布されることはありませんでした。。。
その結果、白人たちが勢いに乗り新政府を設立することとなりました(´д`|||)
現在 "イオラニパレス" の山側と州政庁の間には発布されることのなかった新憲法を左手に持った "リリウオカラニ女王" の銅像が建っています。
また、門の扉にある王国紋章には
"UA MAU KE EA O KA AINA I KA PONO"
"大地の生命は正義によって守られる"
と刻まれています。
王国の崩壊後は約75年間、行政の事務所として使用されていましたが、今では1978年より歴史博物館として一般公開されています(*´∀`)♪
悲しいことに調度品や家具、絨毯など大多数のものが処分されてしまいましたが、現在少しずつ買い戻されているようです。
ですがまだそれはほんの一部。。。
いつか全てが戻ってくるといいなぁ(*´-`)
現在この "イオラニパレス" は王家を継承したカワナナコア家の一人であるアビゲイル・ケカウリケ・カワナナコアさん率いるボランティア団体が管理しています☆
見学ツアーではガイドさん付きでワインレッドの "王座の間" や、晩餐会の為の "晩餐室"、王と女王の肖像画が掲げられた "青の間" など、贅の限りを尽くした素晴らしい宮殿を見ることができますヽ(・∀・)ノ
また毎週金曜日のお昼12:00から13:00あたりには "イオラニパレス" の芝生のお庭で "ロイヤル・ハワイアン・バンド" の演奏を聞くことができます♪
カメハメハ三世によって創られた王朝専属の音楽バンドなんですよ(*´∀`)
私、ロココ調の雰囲気や家具などが大好きなので惚れ惚れしちゃいます♪
どうでもいいことですが、私のベッドは白いロココスタイルですっごくかわいんですよぉ(  ̄▽ ̄)
本当にそれはどうでもいいけれども(笑)
次回はみなさんに何のお話をしようかな!?
それでは今日はこのへんで☆
A hui hou\m/