☆KaonaとInoa☆

2020年01月28日 19:18

Aloha\m/

今年も4月に開催されるマリノアシティ福岡での熊本チャリティーイベントへの出演が決まりました♪

今回はステージデビューの生徒さんが3人!!
楽しみですねぇ( ☆∀☆)

さてさて今日は "KaonaとInoa" のお話☆

レッスンでは生徒さんにこの "Kaona" については少しお話ししたことがあるけれども、ハワイ語で "隠れた意味・二重の意味・秘め事" などという意味です。

フラの曲では、自然のお花やレイ、海や山の事を歌ったり、愛を歌ったり、ハワイの歴史を歌ったりした曲が多くあります。

実際に歌詞を見ても、もちろん何もおかしなところもなく、そのままの意味の歌詞なのですが、この "Kaona" がふんだんに使われているのです(*´-`)

例えばレイ一つをとってみても、お花のレイの意味の裏には、そのレイに愛する人という意味を持たせ、その人の美しさやその人に対する深い愛情を歌っています。

また、アップテンポでとても軽快なリズムであるのにロコたちがクスクス笑ったりします(´Д`)

それは何故か。。。

その曲の "Kaona" がとてもエロチックでセクシュアルなものだからです☆

例えば、船のオールが男性のものを表したり、頬っぺがお尻を表したり、海のしぶきが愛の営みを表したり。

歌詞そのままの意味ではわからない "Kaona" の部分を知ると、また違った角度でフラも音楽も楽しめるようになります♪

昔からハワイアンにとって性とは恥ずかしいものではなく、愛の行為やおおらかで健康的な喜びとされていました。

先日 "Mana" のお話をしましたね(о´∀`о)そう、言葉にも言霊のように "Mana" が宿っています。

言葉の力はとっても大切にされていたこと、そして "Mana" が宿ること、そういった背景がありこの "Kaona" もあるのです☆
そしてもちろん "Kaona" にも "Mana" は宿ります。

ひとつの言葉でいくつもの解釈ができるハワイ語は、日本語にも似ているなぁと思います。

言葉にも "Mana" が宿るという点において、慎重に扱われるものに "名前" があります。

今日のもう一つのテーマ "Inoa" です。
ハワイ語で "名前" という意味です。

一度呼ばれただけでその名前が命を持ち、何度も何度も繰り返し呼ばれることでその名前のパワーはめきめき上がっていくのだそうヽ(・∀・)ノ

なので有名な方々のお名前のパワーは凄まじいということですね!!

昔からハワイアンネームを見ると、その人がどこでどのように生まれたのか、先祖がどのような人がどんな仕事なのかまでもわかりました。

同じ名前を先祖から代々受け継ぐことがありますよね?
それはとても強い "Mana" を受け継ぐことだったそうです。

その人の人生全てに影響を与える名前だからこそ、とてもとても重要とされていました☆

子供が生まれて名前を決めると神様に報告して、無事に命名完了!となっていたそうですよ。

何となく、日本のお宮参りに似ている感じがしませんか?
不思議とハワイと日本は何だか似ている(*´∇`*)

そしてまた名前にも "Kaona" があるのですよ♪

例えば私の名前 "Puanani" 。
"Pua" が "お花" で "Nani" が "美しい" という意味です。

ハワイのクム(先生)が付けてくれた名前です( ´∀`)

そのままの意味で取れば "美しいお花" ですが、これを "Kaona" で解釈すると "(美しい花が人々にいい香りを届けるように)周りの人々に幸せや愛を届ける人" ということです♪

私が何故 "Hula" を踊るのか、何故 "先生" という立場を与えられたのか、この名前を思うとわかる気がします(*´ω`*)

名前負けしないように、いつも内側も外側も美しく、そして幸せや愛をみなさんにお届けできるようにしないといけませんね!!

できるかしらーーー(笑)( ̄□ ̄;)!?

いや、がんばろっ(* ̄▽ ̄)ノ♪

知れば知るほどハワイ語は深いですね。
でも知れば知るほど楽しくなりますね♪

今日もみなさんがたくさんの温かい "Mana" に包まれますように(*´ー`*)

それでは今日はこのへんで☆

A hui hou\m/

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